NEWSアイメジャーからのお知らせ

マルチモードイメージスキャナ[MMS-6500]を発売

2022.03.30

  アイメジャー株式会社は、 1台で最大5通りの画像モードを一括でスキャン可能なマルチモードイメージスキャナ[MMS-6500]を発売します。
裁判にて証拠資料となる鑑定では、 既に消えて読めなくなった文字の判読が重要となるケースがあります。
書いた文字が可視化される仕組みや時間経過とともにコントラストが失われる原因は、 使用されたメディアにより様々なため、 再び「見える化」する手法も様々です。
 マルチモードイメージスキャナ[MMS-6500]は、 これ1台で、 通常のフルカラーイメージスキャナの機能(反射モード/透過モード)に加えて、 紫外線蛍光画像、 赤外線反射画像、 赤外線透過画像の最大5種類のモードの画像をボタン1つで全てのモードの画像を取得できます。 そのため、 どの画像モードを使えば可視化できるのか、 予め不明な場合であっても、 これ1台有れば対応できるオールマイティな1台です。
 また、 主にこのスキャナを使った「消えた文字が見える化スキャニングサービス」も併せて展開中です。

2021 デジタルアーカイブ産業賞・技術賞を頂きました

2021.08.24

受賞者:「デジタルアーカイブに特化した高精度スキャナ機器開発と公開活用」アイメジャー株式会社

技術賞 受賞理由

 2004年、業界で初めて大型作品をテレセントリックレンズという特殊レンズを使用した正射投影法による1万対1の寸法精度のフルカラースキャニングを可能とするスキャナ機器を開発。このスキャナは、刀剣や能面などの立体物や凸凹のある深い焦点深度が必要な対象であってもレイヤースキャン(フォーカスブラケットスキャン)を行い深度合成し簡単に歪の無いパンフォーカス画像が取得できる。 近年、この技術を発展させてデリケートな写真乾板の高精度スキャニングを可能とする機器を開発。2016年より、これらのスキャナを分解搬送する出張スキャニング業務を開始し多くの実績を重ねている。2021年より(株)フォトロン(旧イマジカデジタルスケープ)の高精細ビューワを活用しコンテンツ制作を開始。デジタル化したデータから高精度に再現できる点で貴重な技術である。

受賞者発表会講評:高野明彦先生

 このオルソ・スキャナは、テレセントリックレンズを使って正射投影画像を記録できる画期的な装置で、 被写体との距離が異なっても大きさが変化せず、寸法精度の高いスキャンを実現します。 その結果、分割してスキャンした画像を正確に繋げることが可能となり、高精細で歪みの小さい大型のスキャン画像がえられます。 まるでどこでもルーペで拡大できるような画像です。 これを使って非常に大きな作品、例えば 1000×2400 mmの絵を800dpiで正確にスキャンした実績もあるそうです。  これは間違いなく未来の記録のひとつの標準になっていくようなものだろうと思います。 アイメジャーはちょっと未来からやってきた会社という感じで、いつも将来はこういうことが普通になるんですよというのをちょっとずつ見せてもらっていると感じます。 僕たちは技術的なブレークスルーに感謝しながら、ぜひ1つでも2つでも、こういう技術の適用事例を増やしていければと思います。

 デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)より、弊社の開発したオルソスキャナの技術、ならびにサービスに対して、2021 デジタルアーカイブ産業賞・技術賞を頂きました。 このような名誉ある賞を頂き、身の引き締まる思いです。
大切な作品や文化財のデジタルアーカイブを弊社に委ねてくださった学芸員の皆様、高い評価を下さったDAPCON役員の皆様、高精細レプリカ製作やデジタルビューアーシステム構築にご協力頂く企業の皆様、そして弊社社員に心から感謝申し上げます。 更に、技術とサービスの研鑽に励み、世界最高峰の品質を誇るデジタルアーカイブサービスを提供していく所存です。
どうぞ引き続きご支援、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。